「カールじいさんの空飛ぶ家」
【監督】ピート・ドクター
【物語】周りを高層の建物に囲まれた一軒家に住むカールじいさん。かつては緑に包まれた家だったがいまでは地上げにあう始末。強行に反対してきたがやむを得ない事情により家を土地ごと明け渡して老人ホームへ行くことに。しかしそれを潔しとしない彼は以前の商売で使っていた風船を使い亡き妻のやり残していたことをするために家ごと南米に向かい飛び出した。思いもよらぬ旅の道連れも連れて。
ピクサー作品はサイレント(無声)シーンが本当に巧い。冒頭の過去から現在につながっていく一幕とかジーンときます。
もちろん冒険・アクション要素や憎めない脇役キャラの少年や犬とかも実にいい味を出してるんですがやはり肝はカールじいさんの心の機微。ここまで表情豊かにできるのはピクサーならではの気も。CGはクレイアニメっぽいのにそこがまたあざとくなく作ってあり随所に細かい仕事をしててあまり文句をつけられない(エンドクレジットの写真も必見)。
あえて言えば敵役が一体何歳なのかとかじいさんが体力腕力ありすぎとか他にもまあ力技でごまかしてて実際ないよねと思いつつもまあファンタジーだからと括ってしまえば特には。
今回吹き替え版で観たんですが中の文字もけっこう日本語に切り替えてあって見やすくなってました。
子供より大人に観てほしいちょっとホロリとしながらも希望を持たせる映画。
3D版もあるからそちらも観てみたいけどちょっと料金がネックですね。
とりあえず通常版で十分楽しめるので問題ないかと。

