「アメリカン・ギャングスター」
【監督】リドリー・スコット
【主演】ラッセル・クロウ、デンゼル・ワシントン
【物語】ベトナム戦争が泥沼化した時代のアメリカはニューヨーク・ハーレム地区。愚直なほど仕事に真っ直ぐなあまり家庭を顧みることができず妻に対し息子の親権を調停中の刑事リッチー・ロバーツ(ラッセル・クロウ)はある日相棒刑事を新しく出回った麻薬の中毒により喪ってしまう。その麻薬はハーレム地区に急速に勢力を広げた新進黒人ギャング、フランク・ルーカス(デンゼル・ワシントン)が広めたものだった。
麻薬特殊捜査班となったリッチーがフランクを追って動き出す。
いやーシヴい!男臭さ濃厚!157分というボリュームながら飽きがこないのはさすが巨匠リドリー・スコット。さしてテンポが早いわけでも切り返しが激しいわけでもないんですがね。
実話ベースの内容だけに重厚な作品に仕上がってて当時の麻薬蔓延と汚職警官跋扈する状況を背景に物語は展開していくのがまたなんとも手堅い作りでもう。
粗を言えば多少余分なサイドストーリーがあるくらい。脇役が目立たないのは主演2人のための映画とみれば問題ないかと。まあデンゼル・ワシントンの悪役は演技に文句つけようないものの「ヒール」然とはしてないかなとか。

